乳幼児 便秘解消

乳幼児の害のない便秘解消法

乳幼児の便秘解消は安全で安心できる方法を取りたいというのが親心です。

 

乳幼児の便秘解消法

やはり効果が高くても副作用があったり、乳幼児にとって痛いものやきついものはさけたいところです。

 

乳幼児に害のない便秘解消法という点では、やはり日ごろの生活習慣から取り組むことが大切となります。

 

つまり、乳幼児に与える食事の内容やマッサージ・運動、そしてトイレに時間を決めて座らせることなどです。

 

こうした乳幼児のよい生活習慣は、家にたとえるなら基礎や土台になる部分です。

 

便秘解消だけでなく、乳幼児が心身ともに健やかに育っていくためには、まずこの土台がしっかりしていないと、この先の病気やいろんな問題で親も大変な思いをすることが多くなります。

 

ですから便秘解消に役立つ生活習慣を実践する中で、それでも乳幼児が便秘で苦しそうにしている時は、比較的即効性があり、なおかつ害のない便秘解消法を一時的なものとして実行していきましょう。

 

乳幼児の即効性の高い便秘解消法としては綿棒浣腸があります。

 

これは家庭でもすぐに行なうことができ、くせになったりすることもないので、乳幼児が便秘で苦しそうな時はまず試してみましょう。

 

ただ少々コツが必要で、乳幼児も慣れないうちは怖がって泣いたり嫌がったりするかも知れません。

 

乳幼児の便秘があまりに長く解消しない場合や体調が悪そうに見えるときは、病院にみてもらったほうがよいかもしれません。

 

病院では害のない下剤や座薬、浣腸などを処方されることでしょう。

 

一方で、自己判断で市販の薬を使ったり、無理なマッサージをしたりするのは乳幼児のからだに悪影響を与えることがあるので注意しましょう。

 

また精神面の害も注意しておきたいところです。

 

乳幼児が泣いたり騒ぐからといって、厳しく叱ってしまうと逆効果です。

 

そのことで乳幼児は排便することを怖がって、一生懸命に我慢するようになるかもしれません。

 

そのような時には痛みをやわらげる工夫が必要です。

 

赤ちゃんの便秘を解消するには?

赤ちゃんの便秘解消法には様々なものがありますが、実際に改善に役立つかどうかはその赤ちゃんの体質や体調によっても異なります。

 

赤ちゃんの便秘

赤ちゃんの様子をみながら、いろいろと試しつつその子にとって効果のありそうなものを見つける必要があります。

 

また赤ちゃんが離乳食の前なのか、それとも離乳食を始めているのかによっても原因に違いが生じます。

 

それぞれの原因を知った上で、一番よい方法を試してみましょう。

 

また赤ちゃんの体はとてもデリケートですから、便秘によいものでも使い過ぎたり、強く刺激するのは避けなければなりません。

 

少しずつ様子を見ながら試してみるようにしましょう。

 

赤ちゃんの便秘解消に役立つ方法として一般的に以下のようなものがあります。

 

マッサージ

赤ちゃんを仰向けに寝かせて、おへそを中心に時計回りに手のひらでソフトにさすります。「の」の字を書くような動きでやさしくなでるように行ないます。この方法でうんちの出る方向に腸を刺激することができ排便を促し便秘を解消します。けっして強く抑えたりさすったりしないでください。

 

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綿棒浣腸

大人用の綿棒をほぐしてベビーオイルやオリーブオイルをたっぷり塗り、それを赤ちゃんの肛門の回りに塗ってすべりをよくしてあげます。そして綿棒を肛門の奥1〜2cmのところに出し入れして刺激します。決して深くまで入れないようにしてください。

 

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白湯

便秘の原因となる水分不足を解消します。風呂上りや授乳に影響の無い時間に白湯を1日100〜150mlぐらいの目安で赤ちゃんにちびちびと飲ませます。ベビー用の麦茶でも良いでしょう。

 

 

糖水やマルツエキス

砂糖やオリゴ糖に白湯を加え10%ぐらいの濃度の糖水を作ります。まずは20ccぐらいを赤ちゃんに与えて様子を見ます。糖分によりウンチが柔らかくなり便秘にいいそうです。マルツエキスは薬局で売られている赤ちゃん用の便秘薬です。やはり湯冷ましで薄めて飲ませます。

 

マルツエキスについて

 

屈伸運動

寝転んだ赤ちゃんの足首を持って、ペダルこぎの要領で赤ちゃんの足を屈伸させます。また足全体をゆっくり左右に振って金魚が泳いでいるかのように動かす金魚運動も良いとされています。

 

便秘に効く運動とマッサージ

 

幼児の便秘の痛みをやわらげるために

幼児が便秘になって苦しんでいる様子を見るのは親にとって本当につらいものです。

 

お絵かき

便秘が続くとひどい時は肛門が傷つき出血して、肛門裂傷となります。

 

出血まではなくとも、硬いウンチを出す時は大人でも痛いものです。

 

幼児は排便する時の>肛門の痛みから、排便やトイレに行くことを怖がるようになり、我慢をして便秘が悪化することも少なくありません。

 

ウンチが硬いのが痛みの原因ですから、日ごろから食物繊維を多く含むものなどウンチをやわらかくする食べ物を意識的に食べさせることや水分不足にならないよう気を配ることがとても大切です。

 

それと同時に排便時の痛みをなるべくおさえてあげる工夫も必要です。

 

幼児の肛門が傷ついて出血していたり、肛門にイボができていたりする場合は、病院で肛門の回りと内側に軟膏を塗ってもらうとともに浣腸などを使った治療が必要になります。

 

また家庭でも、ぬるま湯でおしりを洗い、ベビーオイルや軟膏などを利用して傷口を保護してあげます。

 

さらに、幼児の排便の痛みをやわらげるためには、心理面でのサポートも必要です。

 

幼児はかたい便を出す時の痛い経験から、ウンチを出すことを極端に嫌がることがあります。

 

それこそ泣きわめいて家中が大騒ぎになることもめずらしくありません。

 

ここで親は幼児の健康を心配するあまり、つい無理にでもトイレに座らせようとしたり、叱ってしまうことがあるかもしれませんが、子どもは余計に恐怖を感じて逆効果になることが多いようです。

 

まずは幼児を安心させてあげるように努めましょう。

 

「お薬を飲むとウンチがやわらかくなるから今度は痛くないのよ」
「おしりにお薬塗ったからもう大丈夫」

 

といったように子供の気持ちを落ち着かせる言葉をかけます。

 

次に、子供に自信をつけさせましょう。

 

幼児のオマル

一度恐怖に打ち勝って、自分で排便できたという自信がつけば、ウンチ恐怖症・トイレ恐怖症の克服もすぐそこです。

 

怖がって排便できなくても、「また今度がんばろう」という程度にとどめて叱らないことです。

 

むしろトイレに行けたことやおしりに力を入れることができた点などをよく褒めて、少しずつ自信がつくように助けてあげて下さい。

 

幼児が便意を感じた様子だったら、無理強いするのではなく、応援するつもりで一緒にトイレに行き、背中とお腹をさすりながら励ましてあげましょう

 

オモチャやおやつなど、何か頑張ったご褒美を用意してあげるのも一つのいい方法かもしれません。

 

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子供の便秘はどのように慢性化してしまうのか

子供が便秘で苦しそうにしていると親としても本当に心配しますね。

 

いろいろな解消法はありますが、一度子供がウンチを出せば安心してしまい、あんなに心配したのも忘れてしまうというのはありがちなことです。

 

何しろ子供を育てるためにパパもママもやるべきことはたくさんあります。

 

便秘のことだけにかまってはいられませんよね。

 

子供の便秘

ただ、かわいい子供の長期的な健康を考えた場合に、便秘を一時的ではなくて根本から解消しておくことはとても大事なことなのです。

 

というのも、子供の便秘はそのままにしておくと将来に慢性化する可能性もあるからです。

 

たとえば、以下のような悪循環が子供の便秘の慢性化につながってしまうことがあります。

 

・便秘がちの子供のウンチは石のようにコロコロとして硬い
 ↓
・ウンチが硬いので排便の時に痛い
 ↓
・子供は痛みを避けるため排便を我慢する
 ↓
・子供の腸が長く太く変形する
 ↓
・感覚が鈍くなり便意を感じにくくなる
 ↓
・便意を感じないのでウンチがたまっていく
 ↓
・たまったウンチは水分がなくなり硬くなる

 

このようにして慢性化してしまうと、将来は便秘薬なしでは排便できない体になってしまうことさえあります。

 

では、慢性化させないためにはどうすればよいのでしょうか?

 

大事なのは、子供の食習慣と生活習慣を改善して腸内環境を整えることです。

 

考えてみれば、便秘というのはそもそも腸の機能が十分に働いていないために起きています。

 

腸がウンチを生成しているわけですから、腸内環境が十分に整っており、腸が効率よく動いていれば、便秘にしろ下痢にしろ排便に関する問題は生じにくくなります。

 

そこを親が正しく理解していないと、ウンチを出すための解消法だけに注意が向いてしまい、結果として子供が自力で排便する能力を弱めてしまうことになってしまいます。

 

薬(下剤)、浣腸、マッサージなどの解消法は子供のウンチを出すために行なうものであって、腸内環境を整える点では効果がありません。

 

今の子供の腸内環境が今の便秘になりやすい状況をつくり出しているのですから、腸内環境を整えるのによい解消法を行なってあげて、慢性化するのを防いであげましょう。

 

便秘の慢性化は子供にとって、苦しいだけでなく、肌荒れや冷え性、自律神経の不調など様々な悪影響を与えます。

 

できるだけ早いうちにきちんと改善してあげたいものです。

 

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